中小企業省力化投資補助事業
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中小企業省力化投資補助事業
公募は2024年4月より開始される見込みです。主に省力化に関する設備が多数カタログに登録される見込みです!
人手不足に悩む事業者は設備を50%offで設置が可能となります!
制度概要
2023年度補正予算の一環として、日本政府は中小企業の生産性向上を後押しするための新たな施策を公表しました。この施策は「省力化投資補助金(中小企業省力化投資補助事業)」と名付けられ、中小企業の省力化と生産性の向上を目的としています。
制度設立の背景
上記の目的の他に事業再構築補助金を再編した制度として設立されました。事業再構築補助金の予算から4,000億円がこの補助金へ再編され、合計5,000億円の巨額の予算が見組み込まれています。
対象経費
【補助対象】IoT、ロボットなどの人手不足解消に即効性がある汎用製品。ただし、自由に選択するのではなく、あらかじめ用意された「カタログ」の中から選択する必要があります。
そのため、各メーカーはこのカタログに製品を登録する必要があり、補助金を申請する事業者のサポートを行う必要があります。
自動車整備におけるカタログ登録が製品としては「自動車検ライン」「高機能リフト」「アライメントテスター」等が期待されています!
事業者に求められる要件
- 【必須】生産性の増加
- 【任意】賃金引上げ(達成すると補助上限額が引き上がります。)
中小企業省力化投資補助事業の予算規模
中小企業等事業再構築基金を含めて5,000億円(事業再構築基金より4,000億円と補正予算で1,000億円の合計)
補助率
投資額の1/2以下が補助されます。
補助上限額
- 従業員数5名以下:200万円
- 従業員数6~20名:500万円
- 従業員数21名以上:1000万円
賃上げ要件を達成すると補助上限額が以下のとおり引き上げられます。
- 従業員数5名以下で賃上げ要件を達成した場合:300万円
- 従業員数6名~20名で賃上げ要件を達成した場合:750万円
- 従業員数21名以上で賃上げ要件を達成した場合:1,500万円
業種別の活用事例
- 整備業:自動車検ラインの設置による人出不足解消
- 飲食業: AI音声機能を搭載した自動配膳ロボットの導入
- 建設業: 点検や測量用のドローンの導入
- 農業: 自動走行トラクターや無人運転コンバインの導入
- 倉庫業: 自動搬送ロボットの導入
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まとめ
中小企業省力化投資補助事業は、中小企業の効率化と生産性向上を目指すものです。 この制度では、IoTやロボットなどの先進的な設備導入を支援し、補助率は従業員数に応じて変わります。
予算は5000億円と大規模で国策としても注力したい制度だと考えることができます。
また、補助金は早期申請が採択には有利になることが多いので第1次公募で申請を実施することを推奨しています。 最新の情報は公式サイトから確認、もしくは当社からのリリースをご参考にしていただけると助かります。
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