事業承継・引継補助金

事業承継・引継ぎ補助金の申請方法

事業承継・引継ぎ補助金の申請方法を解説!ポイントをおさえて確実に申請しよう

こんにちは。今回は、中小企業の事業承継を支援する「事業承継・引継ぎ補助金」の申請方法について詳しく解説していきます。

この補助金は、事業承継やM&Aに取り組む中小企業を後押しするもので、最大800万円の補助が受けられる可能性があります。ぜひ、申請のポイントをおさえて、確実に申請を行いましょう。

目次

  1. 補助金の概要
  2. 申請の流れ
  3. 申請に必要な書類
  4. 申請後の流れ

1. 補助金の概要

事業承継・引継ぎ補助金には、大きく分けて3つの枠があります。

  • 経営革新枠:事業承継を機に新たな取り組みを行う場合
  • 専門家活用枠:M&Aに係る専門家の活用費用を補助
  • 廃業・再チャレンジ枠:事業引継ぎが出来なかった場合の廃業費用等を補助

補助率は最大2/3で、補助上限額は最大800万円です(枠によって異なります)。

2. 申請の流れ

  1. 公募要領等を確認し、自社が対象となるか確認
  2. gBizIDプライムアカウントを取得(1〜3週間程度かかります)
  3. 事業計画を作成
  4. 認定経営革新等支援機関に事業計画の確認を依頼
  5. 必要書類を準備
  6. jGrantsで電子申請
  7. 審査・採択
  8. 交付決定
  9. 補助事業の実施
  10. 実績報告
  11. 確定検査
  12. 補助金の支払

3. 申請に必要な書類

主な必要書類は以下の通りです。詳細は公募要領で確認しましょう。

  • 交付申請書(jGrants上で入力)
  • 認定経営革新等支援機関による確認書
  • 履歴事項全部証明書
  • 直近3期分の決算書
  • 住民票(個人事業主の場合)
  • その他、加点対象となる証明書等

申請時の注意点

  • 締切に余裕をもって準備を進めましょう
  • 記載漏れ・書類不備がないよう、チェックリストで確認
  • 専門家(税理士・中小企業診断士等)のサポートを受けるのも有効
  • 加点要素(賃上げ計画など)も積極的に活用しましょう
  • 事業計画は具体的かつ実現可能性の高いものを作成

4. 申請後の流れ

採択された場合、交付決定通知を受け取ります。その後、計画に沿って事業を実施し、終了後に実績報告書を提出します。確定検査を経て、補助金が支払われます。

補助事業完了後も、5年間は事業化状況報告が必要です。適切に対応しましょう。

以上が事業承継・引継ぎ補助金の申請方法の概要です。細かい要件等は公募要領を熟読し、不明点は事務局に問い合わせるなどして、申請漏れのないようにしてください。

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